奨学金の支給事業

カンボジアでは教員の養成は需要に追い付いていない。特に農村部において教員の数が不足しているため多くの小学校は1日2部制をとっています。教員の養成は各地方の師範学校で行われています。教員を目指す学生の中で経済的にゆとりのない者が多い。そのため折角師範学校に合格したのにもかかわらず通えない人も出てきます。そのような学生に一人でも多く勉学できるように入学から卒業まで月々18ドルの奨学金を支給しています。

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対象としていた師範学校はコンポンチャム州およびコンポンスプー州で、2003年度から2010年度まで合計で166名に対して支援をしてきました。
なお、本事業は100%ドナーである(財)大同生命国際文化基金の都合により2010年度で終了しました。

2009-2010年度のコンポンスプーの師範学校の奨学生